◇こんにちは.暑い日が続きますが、皆さまお元気でしょうか?
梅雨が明け、夏が始まったと思ったら もう8月になりました.早朝から始まるミンミンゼミの大合唱は相変わらずの賑やかさですが、これを騒音と感じず、むしろ夏の風物詩的に心地良く思っているのは私だけでしょうか?
夏至の頃、最高点に到達したお日さまからふり注ぐ強い光によって暖められた大地は、その大きな懐にため込んだ熱を今放出しています.シュタイナーは、「霊主体従」という言葉で人間のあるひとつの有りようを表現しましたが、8月を迎えると私には、巻き上がる入道雲にそれを作り上げるエネルギーの巨大さを感じながら、まさにこの言葉が想起されてくるのです.
◇先日の7月27日、28日に東京で行われた ミヒャエラ・グレッケラーさんの公開講座に参加してきました.
■7月27日(日)「子どもの“いのち”と幼稚園、学校、社会」
■7月28日(月)「予防医学としての教育と企業」/「シュタイナー幼児教育入門講座」 3講座です.
グレッケラー先生は女医であり、ゲーテアヌムの医学セクション代表をつとめられていますが、その姿勢は現代医学を完全に否定するものではありません.しかし、アントロポゾフィー医学は、非常に深い人間性への理解とそれに基づく観点、さらには明確な方法論をもっています.
― 医療に限らずあらゆる方面で混迷の様相を呈する現代社会においては、まずこの観点が受け入れられることが必須課題だと思えます. グレッケラー先生はその重要性を説き、ひとりでも多くの医師を育成するために世界中を飛び回っていらっしゃる方なのです.
日本でも医療従事者(医者・看護婦・薬剤師など)による医学ゼミナールが発足し、毎年グレッケラー先生を招いて特訓(?)を重ねられてきました.また、ゲーテアヌムでの研修にも参加なさったりしながら、今年で5年目というひとつの区切りを迎えるそうです.
このような努力が何らかのうねりを生み、日本の医療体制が変わっていくのか…?それは容易なことではないけれど、何かが動けば、どこかで何かが必ず変わることも事実です.…ほんとうに、今後さらに目が離せない活動のひとつです.
今回の講座は、医師会(医療ゼミナール)+シュタイナー学園+シュタイナー幼稚園連盟 の共催ということで、参加者を見渡すと多彩な顔ぶれに出会いました.お知り合いもけっこう参加されていて、休憩の時にはとても楽しい時間を過ごせました.講座の内容は、幼児期を中心に発達生理学に基づいた教育原理についてのお話が主で、このことを医師であるグレッケラー先生から伺えたことは、私にとってとても大きな収穫となりました.
◇ここ数日ちょっと忙しく時間がないGaonですが、心の中にはこの件について皆さんにお知らせしたいことが満杯なんです.近日中に掲載いたしますので RAUM@Blog をのぞいてみてください.
◇お知らせ◇
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月3日(金)・4日(土)開催の ヨハネス・キュール氏による連続講演会 受付が始まっています.この講座には県外からの参加者も見込まれています.福岡と近郊にお住まいの皆さまには、大変ラッキーかつ貴重な機会ですよ.ぜひ、このチャンスをお見逃しなきよう!