“りんごローソク”は“アドベントの渦”とも言われ、モミの枝や葉で作った渦の中心には大きなローソクが置かれています。
子どもたちはそれぞれの“りんごローソク”を持ちながら渦の中心に向かって歩いていき、そこで炎(神さまの光)を分けてい
ただきます。そしてその灯を、次にここを歩いてくる人のために渦の途中に置いていき、また取りに行って帰ってくる…ただ
それだけのシンプルな儀式です。
最初のローソクを全員が置き終えると、暗闇だった渦はたくさんの灯に照らされて明るく輝きます。その光景はとても暖かく
印象的なものです。心の中に静かに、けれど力強い何かが流れ込んでくるようです(…私はそれを神様の愛だと感じます)。
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日本ではキリスト教徒である人もそうでない人にも大切なX’masですが、もともとは冬至(太陽の復活)を祝うために古代
から何かしらの形で在った祭りでもあります。この“りんごローソク”は、そのような自然界と人間の無意識的なつながりを
感じさせる、素朴でありながら、同時にとても精神的な儀式ではないでしょうか。
シュタイナー教室では、この“りんごローソク”に使う みつろうローソク を、幼児から中学生までの子どもたちが手作りして
その日を待ちます。また、モミの木はなかなか見つけられないものなので、毎年、井手先生が杉の枝葉を用意してくださ
います。いろいろ工夫しながら、自分たちの教室なりのセレモニーとして少しずつ完成していくのも楽しみなものですね。
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今年も静かな喜びを胸に、無事 “りんごローソク”を終えることができました。いつか子どもたちが大きくなったとき、そして
乗り越えなければならないような試練に出会ったときに、この体験が心の深い場所から勇気と力を与えてくれますように
…と祈りつつ。
― 2007’ 12th toyoda
12月22日 ラウムにて