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福岡シュタイナー教室 Report・1

 
  
2007年9月29日(土)、30日(日) 福岡シュタイナー教室・合同作品展&バザー
 
 
■report みずいろ講師 豊田
 
毎年秋になると催される、福岡シュタイナー教室恒例の行事です。 今年は暦の関係で例年より1ヶ月近く早くに行われました。展示作品は、中学生クラス(水絵の会)、小学4~6年生クラス(みずすまし)、小学1~3年生クラス(みずたまり)幼児3~7才クラス(みずいろ)、の4つの会に所属する子どもたちが、日ごろの教室授業で描いたり作ったりしたものです。
 
9月の第5土曜・日曜ということで、運動会の行われている幼稚園や学校も所々あるようでしたが、29日(土)には外部からもたくさんの方々がお越しくださいました。
 
会場スペースの都合上、絵は一人につき1枚、クラフトも出品数に制限があり、全ての作品を並べられないのが残念なのですが、どれも心のこもった素晴らしい作品ばかりです。
 
こうして並べてみると改めて、先生も子どもたちもなかなか頑張っているな~という感じがしますし、この1年間の活動を振り返ることができる、貴重な機会だと思います。また、見せることを目的に製作したわけではないのですが、やはり、たくさんの方に見ていただけることも喜びとなっています。 

 
  
この催しでは、子どもたちの作品もさることながら、バザーの方も芸術性あふれる素晴らしい手作り品が並びます。福岡シュタイナー教室には、伝統的に手仕事の上手なお母さんたちがたくさんいらっしゃるからです。
 
 
 
      
 
お母さんたちは、当日に向けて早い時期からバザーのための作品作りに取りかかられていました。ドイツや日本各地のシュタイナー学校と同様、「親の会」主催のバザーは、子どもたちが安心して授業を受けられるよう、会の経済を支えるためになされる「親の会」のメイン活動のひとつなのです。
 
福岡シュタイナー教室は、子どもたちを中心に親と教師が力を合わせて作っている会です。「親の会」が教室全体の経済を支え、運営を担っていくと同時に、教師は、子どもたちの年齢(魂の状態)に応じた授業内容を考え、そして子どもたちが体験しやすい形に構築していきます。 
 
 
 
 

上の写真↑は、小学生クラス(みずたまり)(みずすまし)で製作した「藁葺きの家」です。美しいですね。

 

 

 
 
 
 
 
手作りコーナー、バザーコーナーも盛況でした。自分のお財布を持たせてもらい、羊毛ボールを何個も作ったり、好きなものを買ったりと、エンジョイしている子どももいました。良い社会体験となるのではないでしょうか。
  
 
 

   

 

29日(土)は会場内に3つの手作り体験コーナーが設置されました羊毛ボール作り・コーナー、ローズウインドウ・コーナー、↑写真のトランスパレントスター・コーナーです。体験希望者には室のお母さんがご指導なさっ    ています。

 

 

 

    

    

(みずいろ)のBくんのおじいちゃんが作られている無農薬のお野菜。朝取りだからすごく新鮮、お味も濃くておいしいです。9月の終わり頃なので、青々と輝くゴーヤやピーマンがありました。

 

食品では、他にもHさんの手作りパン、蒸しパン、クッキー。Nさんの梅干しなど、お料理自慢のお母さんたちは皆さん自然派志向です。会場の外では、各種炊き込みご飯なども販売されていました。

 

 

小学生クラス(みずたまり)(みずすまし)ではこの約1年間に本物の「家つくり」を行いましたが、そのための授業として、クラフトの時間にいくつかのタイプのミニチュア・ハウスを作りました。 

 

 

        

  

上↑は、土台を粘土で形成し、その上に柱を組んで、要を丈夫に結んで家の骨格を作り、最後に本物の藁を使って壁を葺きました。子どもには(特に低学年には)かなり難しい作業でしたが、最後まで良く取り組み、本物のような藁の家が  できました。写真の作品は、秋の草で飾り付けられています。

 

 

       

 

こちら↑は、同じく小学生クラスで製作した「レンガの家」です。

 

自分で土からレンガを作るところから始まりました。その後、焼きあがったレンガを頑丈に積み上げる練習をしてから本番、そして組み立てたものを苦労してセメントで固め、最後に木で屋根をしつらえて、完成です。 

 

全ての工程を終えるまでには何時間もかりましたが、子どもたちはとても興味深く、また根気よく取り組みました。その力には、こちらも目を見張るものがありました。

 

 

     

 

幼児クラス(みずいろ)のぬらし絵。ふだんの教室で描いた絵ですが、こうして額に収めるとまたちがった感じに見えますね。まるで晴れ着を着た子どのように、ちょっとおすまししています。             

 

 

 

上↑は、(みずいろ)の手作り作品コーナーです。羊毛を使って作ったフェルト絵は、子どもたちが描いた「顔」を下絵にして、お父さん・お母さんと子どもが一緒に作りました。

 

 

         

   

(みずいろ)の親子手作り作品・和紙のランタンです。淡い色絵は、和紙専用の染料を使って、子どもたちが描きました。11月のランタン祭りの際に、これをぶらさげて室見河畔を歩きます。          

 

他にも、みつろう粘土を柔らかくして貼りつけた貝殻や、玉子の中身を抜いたものにペイントするイースター・エッグなどが展示されています。

 

幼児に与える素材は、その質や感触(柔らかさや香り)が大切なので、ほとんどが自然のものを選んでいます。…それにしてもなんとも可愛くほほえましいものばかりですね。

 

          


今回の展示会では、30日(日)にも遠方からわざわざお越しくださった方々もあり、特別講座「タイルの額絵作り」もふくめて、盛況の内に無事終了することができました。

 
これを機会に「福岡シュタイナー教室」、また、「シュタイナー教育」にご興味を持ってくださる方々がいらっしゃれば幸いです。
 
 
          

    

 

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