学習会が終わって、皆さんが帰られた後のラウムに残った私は、何だか無性に嬉しかった。「…生きてて良かった」と、貴重な体験をお話してくださった人もいた。また、それぞれのもっている情報や力が有機的につながり、いつしか形になる予感がする(すでにその萌芽あり?)。
今日は、まさに素晴らしい記念日だといえる。お祝いだ!
■実際、それぞれが障がい児(者)と関わるフールドは異なるにしても、シュタイナー(人智学)の人間観を学ぶことは、様々な局面において非常に大きな力になるし、人生そのものの指針にもなると確信している。
そのことをふまえて、前半は、これから学習会を進めていくにあたって、学ぶべきことを概観し、障がい児(者)と向き合うときの基本的に大切な心の持ち方や態度について、少しふれた。
人智学のベースには、カルマ論が絶対不可欠なものとしてある。人生観や生死観の根本に、この輪廻転生という考え方がなければ、シュタイナー教育は成立できないと言っていい。
また、人智学の観点の中で、他にも主要なものとしては、ポラリティ(両極性)、3層構造(=頭部:胸部:腹部と四肢など)、4層構造(=自我:感覚体:生命体:肉体)、4気質、7年周期の成長、7つのソウルタイプ、12感覚…などがある。
それに加えて、発生学、生理学、自然科学的な学び、観察の手法も必要になってくる(これは“らせん教室”に参加してもらえれば最もいいのだが…)。もちろん、自分の感覚や感情を訓練するための、芸術的なワークも大切だ。
それらに、治療教育的観点がのってくる。医師の診断名に基づくそれぞれの障がいについて、3層、4層構造から観ていく。発達段階に応じたワークもある。
もっとあると思うが、一応、以上が今後やっていくことの主な内容だ。中にはバーバラ先生による[治療教育講座]を受講した際に得た知識もあるが、バーバラ先生のお話を記録したノートをそのまま公表するようなことは決してない。すべて私の受け持っているケースに絡めて話していこうと思う。
あと、ディスカッションの中で、参加者それぞれの抱えているケースや現状について話し、それを共有し、皆で考えるという時間をとても大切にしたい。
…ざっと見渡しただけでも簡単なことではないことがわかる。でも、時間がかかるということを否定的にとらえず、むしろ時間の中で熟成されていくものに期待したいと思っている。
※次回以降は、~2007年度末までのテーマを設定し、スケジュール計画表を作り、それに沿って行う予定です